デルシン・ロウ

本作の主人公。24歳のやんちゃで向こう見ずな青年。他のコンジットの能力をコピーするという、特殊な力を持っている。
長らく自分の力に気付かず過ごしていたが、ある事件をきっかけに「スモーク」の力を手に入れ、コンジットとしての能力が開花する。
故郷がD.U.P.の被害に遭い、犠牲となった仲間を救うべく、D.U.P.の本拠地であるシアトルに乗り込むことを決意する。
やがて、デルシンは人類とコンジットの未来を左右する激しい戦いに身を投じることとなる。

レジー・ロウ

デルシンの兄で、つねにやんちゃな振る舞いをするデルシンを、厳しくもあたたかく見守り、彼の逃走や戦いを支援する。
まじめな性格と警察官という立場から、コンジットをバイオテロリストとして差別していた。
しかし、自分の弟が力に目覚め、コンジットの置かれている状況を理解するにつれ考えを改める。

フェッチ

デルシンがシアトルで出会う、「ネオン」の力を操るコンジット。
コンジットとしての力に目覚めたことで家族から捨てられ、唯一の味方となってくれた兄とともに家を出た過去を持つ。
元ドラッグ中毒者で、ドラッグのディーラーに対する復讐心に燃えている。

統一保護局(D.U.P.)

コンジットの排除・拘束を行う準政府機関。
隊員たちは、最高指揮官であるブルック・オーグスティンから、「コンクリート」の力を分け与えられている。
彼らは街中の検問所などいたるところに配備され、コンジットを確認すると、武器の使用をいとわず襲いかかる。