今から7年前、スーパーパワーを持つ「コンジット」と呼ばれる能力者たちが各地で出現した。力を持たない人々が大多数を占める社会において、人知を超えた力を持つコンジット達は脅威とみなされた。

やがてコンジットは「バイオテロリスト」と呼ばれ差別されるようになり、彼らを追いつめるべく統一保護局(D.U.P.)が結成される。

自らもコンジットであるD.U.P.最高指揮官ブルック・オーグスティンの下、コンジットたちは次々と容赦なく拘束されていくこととなった…。

シアトル近郊に暮らす不良青年のデルシン・ロウは、ある事件をきっかけに、突如コンジットとしての能力を開花した。その最中、彼の家族や村の人々がオーグスティンとD.U.P.に危害を加えられてしまう。

デルシンは彼らを救うため、兄のレジーと共にD.U.P.が拠点とするシアトルに潜入するが、デルシンはシアトルで繰り広げられるコンジットへの激しい迫害の現実を目の当たりにする。

村を救うため、そして1人のコンジットとして、デルシンは起ちあがるのだった。